2015.04.30 Thursday
心からの祈りを込めて
4月25日、ネパールの首都カトマンズを直撃した地震5日目。
依然被災地は深刻な状況が続いています。
私の想像を越えているかもしれない…。
私は何故か第一報から、そんな気持ちに襲われていました。
予感通り、余震も頻発。
今も被害の全容が見えないままです。
そして伝えられている写真やニュースで、
改めて多くのかけがえのない命や、素晴らしい文化遺産が一瞬にして
失われてしまったことを目の当たりにして深い悲しみを感じています。
刻々と変わる情報。
もちろん私の頭の中では、まだ記憶に新しい3.11が重なっています。
まさか…という想いだけで過ごしていた日々。
当時の強い不安と焦燥感も再び思い出しています。
世界中で今一体何が起こっているのでしょう。
確かなことは、地球が大きな変化の時期を迎えていること。
そして離れた場所で起こっているように見える災害でも
すべてつながっているということ。
様々な想いが交錯していますが
私はこういう記事を書こうとするとき
いつも自身の無力感と、被災地の方たちの気持ちに寄り添えるかと
自問自答を繰り返します。
日頃の備え、政治への関心、国と言う境界、地球規模の思考
価値観や異文化への理解…どの切り口をとっても
私自身の未熟さと向き合うばかりで、どうにも追いつけず
悶々とするばかりです。
それにしても最終的には、必ずと言ってもいいほど
その被害を拡大してしまう理由が、自然災害ではなく
人災になってしまうのは、仕方がないことなのでしょうか…。
今回も政情不安、政党の対立が表面化しています。
被災地では水も食料も滞っていると伝わっています。
衛生面も心配です。更なる被害へと拡大しないように祈ります。
救援物資が一刻も早く届きますように祈ります。
そして私は巨大地震が起こるたびに
いつか、せめて5分前に…否2分前にでも
地震予知ができればと切望しています。
もしそれが実現したとしたら、被害は大幅に減るに違いありません。