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2013.03.18 Monday

山本恭司プロデュース「六弦心Vol.2」3月20日リリース

Vol.2(72).jpg

早春賦

春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


  
誰もが知っている、日本の唱歌…
それが、日本屈指のギタリストたちの手にかかると…わぁ〜こんなふうになるんだ!

懐かしさと新しさが入り交じったギターのインストの作品集。
これは「名盤」と呼ぶにふさわしい!

とってもお洒落でかっこいいところもいっぱいだけど
ぐぐっと胸に迫るような、切ない音で聴かせてくれる箇所も随所に。
子どものころの思い出が
パノラマのビデオになって、蘇ってくる感じかな。

いつになく、営業トークのように書いてるけど(笑)
とっても素直な感想です(笑)

Vol.2に収録されている曲はこれ↓

1.早春賦 山本恭司 kyoji Yamamoto
2.通りゃんせ 竹田和夫 Kazuo Takeda
3.旅愁 菰口雄矢 Yuya Komoguchi
4.紅葉 鈴木茂 Shigeru Suzuki
5.海 安藤正容 Masahiro Ando
6.竹田の子守唄 木村大 Dai Kimura
7.ずいずいずっころばし 横関敦 Atsushi Yokozeki
8.七つの子 ルーク篁 Luke Takamura
9.夏は来ぬ 梶原順 Jun Kajiwara
10.どこかで春が Seiji & Yuki(D_Drive)
11.蛍の光 山本恭司 Kyoji Yamamoto

このアルバムは、すべてインストだけれど…メロディを聴けば
自然と歌詞が浮かんできます。

子どものころは、ただ丸覚えをしていた歌詞。
今更だけど…それがどんなに美しい日本の情景を描いていたのか…
…そんなことを思います。

実はこの週末…行きたかったんだけど…
代官山の蔦屋書店さんにて、フェアーが開催中です。
ここって、深夜2時まで営業している、都会の大人の遊び場…(笑)
私の時間帯でもばっちり〜〜♪(笑)

季節も丸ごと春になって…そういえば桜も、きっと今週あたりが最高になりそうです。
この辺りの夜桜も見物しながら…蔦屋書店さんでお茶でもしたいな…と目論み中(笑)

21日には、発売記念のイベントも開催されるようですよ。
是非お時間を作って、お出かけください。

●Vol.1に引き続き、私がジャケットデザインを担当させていただきました。
楽しかった〜〜♪ &ポスターもできました〜♪

2013.03.12 Tuesday

2年という歳月

 ちょっとご無沙汰しました(ぺこり)

私はクリスチャンではないのだけれど…
ここ数日、何度もバッハの「マタイ受難曲」を聴いています。

…聴いているというよりも、
震災で失われた沢山の尊い命に、捧げているような…。

あの日…あの状況の中で犠牲になった
気が遠くなるほどの沢山の御霊に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

DSC00188.JPG

…あの日から丸2年が過ぎました。

3月の声を聞いてから、テレビでは、震災の検証や新事実が次々と。

進まない復興…様々な問題点も続々と。

…そう、この震災は、まだ何も終わっていません。

地震や津波の爪痕は、余りにも深く…

…福島原発も、まだまだ危険と隣り合わせで
明日のことは、誰にもわかりません。

DSC00207.jpg

異常気象や、すでに9000回もの、余震が続く中…
…2年の歳月は流れました。

確かに復興への道のりは遅々として進まないけれど…

今更ながら未曾有の災害…マグニチュード9.0という
日本観測史上最大の超巨大地震。

同時に起こった原発事故は
最も深刻な事故に当たる「レベル7」

何もかもが桁違いだったことを
もう一度思い出しています。

政局が不安定な時期だったことも、不運でした。

DSC00190.JPG

 そして、もうひとつ忘れてはならないことが。
2年が過ぎた今もまだ、依然として、余震活動が活発な状態だということ…。
備えは、必要です。どうぞ整えてください。

そしてもしも福島原発に震度6以上の地震が来たら…
そう考えるとゾッとします。

特に心配なのは、温度が急上昇している2号機と4号機の、使用済み核燃料のこと。
今年中には、何とか取り出せるメドがついているらしいけれど
定かなことはわかりません。
もしも、ここのプールにヒビや穴があいたら…
放射能汚染は、もう止めようがありません。

それに今の日本には、すでに54基も原発があります。
福島と同じような事故が、いつ起こっても不思議ではないのです。

ましてや、まだ福島原発の事故の内容も分析できていない状況下で
再稼働の話などは、論外だと思います。

2年目にしてようやく映し出された原発建屋の詳細な内部映像…。
様々な方が、レポートをしているけれど
ひとつも楽観的な意見はありませんでした。

もちろん現場の方たちは、とても危険な場所で頑張ってくださっているけれど
やはり指揮系統が一貫していないように感じています。
担当大臣も、政権も変わったし…。

どうやら復興も、民主党政権のときの決定に基づいた政策も道半ばで、
混乱を極めているようです。
もっときめ細かく、ちゃんと仕切り直しをして欲しいです。

言いたいこと…いくらでもあるけれど、止まらなくなりそうなので
今日はこのへんで…。
…でも、何だかここでペンを置く気にはなれないなあ。

DSC00205.JPG

そうそう、2年という歳月は…

あの日、産声をあげた赤ちゃんの2才のお誕生日ですね。
震災の当日も新しい命の誕生があり、胸が一杯になった記憶が残っています。

…もう元気に走り回っているころでしょう…♪

Happy Birthday!!!~~♪
君は強運だね!〜〜〜どうぞ、素晴らしい人生を!

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