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2011.04.30 Saturday

FBの友だちの肖像

さて、今日から連休…
待ちに待っていました(笑)

昨日は開放感が優先…はじまっちゃうとあっという間だけど
はじまるぞっていう前日が嬉しい!
夕べはFBの友だちの肖像画をパソコンで描きました。
彼女はベルギーの人です。

 

いつも、私の絵とか作品を自分のページに貼って
応援してくれています。
ちょっとドキドキしたけど…思い切ってアップしました。

アメリカの友だちや、フランスの友だち…
もちろん日本の友だちからもあれこれとコメントしてもらって
すごく楽しい時間でした。

真夜中時間がメインの私も、地球の反対側だと時間がぴたり。
急に華やかになったような私の仕事時間。
すごい時代になったもんです。

みなさんは連休はどうおすごしですか?
私は連休中も、どこにも出かけないけど、色々やりたいことがあるんだ。
いつもよりも忙しいかも…

庭の花は、確かに春だよとどんどん咲いています。

これはエニシダ…黄色いのが欲しいと植木屋さんに頼んでいたのに
何故か咲いたら赤でした…でもとてもかわいい色!



白いミヤコワスレは、もう二十年以上私の庭で、毎年春を教えてくれます。

去年いただいたラベンダーも、かなり元気に咲いています。
後でもっと花の写真も撮りたいな…。

庭に植えたコデマリとか、四季咲きの薔薇。
どんどんつぼみが膨らんでいます。


冬に切り詰めた萩やムクゲも…新芽が出てきてホッとしています。

このベルギーの彼女の家の庭も素敵です。
最初の知り会ったとき、彼女の庭に一目惚れでした。

そうそう今日は私の母の85回目の誕生日です。
もう眠らないと…誕生日の段取りができなくなりそう…(笑)
どうぞ皆様もよい休日を!

2011.04.29 Friday

総理を支えるという選択



総理批判も散々書いてきました…余りにもまずい発言。
リーダーとしての資質とかも…問題があると…。
けれどそれは、菅総理に限ったことではありませんでした。
平和が長く続いた日本で…政治家は一部タレント化していた時代。

人気取り、票集めだけが重要だった時代。
総理大臣に誰がなっても同じでした。
平成になってからでも16人も総理がいます。
スキャンダルや、選挙の結果で責任を取らされた人もいるし
突然の辞任に、唖然とさせられた人も数人。

たぶん水面下では…計り知れない様々なことがあると思うけど
突然の辞任を見るたびに、人間が弱くなっている…と感じてきました。

高級ブランドを着るように、総理というブランドを求めて
政治家を志した人なら…それはきっと、夢を叶えた瞬間だったに違いないけど。
夢は叶えた途端に現実になります。

民主党が政権を取ったとき…私たちも期待に胸を膨らませた。

けれど結果は…期待はずれの貧乏くじを
引いたかもしれないと、すぐに疑い始めました。
そのくじは私たちが自分の手で引いたのだけどね。


けれどこれが自民党だったら…谷垣さんは決して間違えずに
この国難を速やかに乗り越えることが出来たでしょうか…。
私は「ノー!」と叫びます。

冗談じゃない。
自民党が野党になったとき、私は正直とても驚きました。
みんな…瞬時に野党の顔になっていたからです。
重箱の隅をつつくように、卑屈な発言。
自民はそれまでの民主のやり方から学んだ通りに
典型的な野党の顔になっていました。

民主党は…いきなり自民党の顔になっていました(笑)
長年自民党がためにためたツケを払うしかない状況なのに
ちょっと突っ込まれると、おたおたしたりして…(笑)
「あんたたちがやってきた結果がこれだよ!」
…そういうことは、野党時代には言えたけど、政権をとった途端に
守りに徹している。

そして見るも無惨な、聞いても笑うしかない
子供の喧嘩よりもたちが悪い、嫁と姑の闘いのような泥沼を
私たちは国会という公の場所で、見せられている…。

どう考えても日本はおかしいです。

そこにはビジョンもなければ、信念もない。
誰がやっても同じです。
それほど…政治力は弱まっていました。

結局ひとつの家の中での小競り合いなのだと私は思います。
それがどんなに理にかなったことだとしても
野党としては、与党に歯向かう。
それが野党の立場だと勘違いしているのです。
民主党が今までやってきたやり方から、自民は学んでいるのです。

堂々と政策で闘う方法は、政治家たちの頭の中からすっかり消えてしまいました。


今また菅総理をよってたかって引きずり降ろそうという動きが
強まっています。
でも、引きずり降ろしても次に一体誰が??
またきっと同じことの繰り返しでしょう。

そんなことをやっている暇は、今の日本にはありません。

目の前のこの現実に立ち向かうよりも、自民党、民主さえも
菅総理を引きずり降ろすことだけに熱心になっています。
プロの政治家は不在なのです。

今総理だけを変えても、何も変わらない…。
それよりも、みんなで出来ることを支えあうボランティアの精神から学び
被災地の方たちの現状や、原発の現場の方たちを支える方向に、
意識を向けることは、出来ないのでしょうか…。

私たちの意識はあの日から確実に変化しています。
けれど政治家たちの意識は、震災前と全く変わっていません。

そして、このふたつの政党には巨額の税金が投じられています。
まずそこから、削減を考え、本当に実のある場所に向かって
前向きに歩き出す訳にはいかないのでしょうか…。

…そしてちょっとした風向きで、ころころと意見を変えていくのではなく
民主党も、自分たちで選んだ総理を、無条件で支えるという選択はないのでしょうか。
三文芝居のような今の政治の現状…。

菅総理にも確かに問題は多いけれど
政治家全部が駄目なのかも…。
けれど、人は団結し、相手を認めあうことで力を発揮することもできるのでは
ないかしら?

日本は本当に、どうしようもない局面に立っています。
けれど、これを救えるのは、やはり政治家たちだと思うのです。
弱いところ、足りないところを補って
世論の顔色を見るのではなく、
みんなで総理を支え、力を合わせる…そんな選択はできないものなのでしょうか。

2011.04.27 Wednesday

月と太陽の物語

 


2年前の暮れに…私は「クリスマスには奇跡が起こる」というライブを
山本恭司さんと一緒に作りました。
その2部では「月と太陽の物語」というタイトルで構成したステージも。

私の絵には、良く月が登場します。
月は私の友だち…。
ほとんど毎日、私は月と一緒に過ごします。

…そのうち、夜更けに空を見上げると
月が挨拶をしてくれるようになりました。

話しかけてくれることも…。

いつからか私は、ごく自然に、「星」というものは
みんな笑ったりしゃべったりするものだと思うようになりました。

…想像の世界では、こんなふうに物語の幕が開きます。

私は今地球の声を聞いています。

…どうやら熱があるようです。
ただの風邪ならいいけど…。
ひどい咳をすると、地震が起きます。
竜巻が起こります。

人間がいなければいいだろう…と
思いがちになりますが…そこには地球がいます。

地下深く深く掘って行くと
地球は、ドリルで頭に穴をあけられているように思うかもしれません。
海の中に有害物質が増えると、肌荒れを起こしてしまうかもしれません。

月も太陽も…それを見ています。
ハラハラしながら…ドキドキしながら…。

戦争が起こったり、天災が起こったり
…様々な問題が多発している地球の今。

これ以上ひどいことが起こらないように…と
祈るように見ていてくれるような気がしています。

2011.04.27 Wednesday

心はすべてを覚えている



私には故郷がいくつかあります。
生まれたのは東京…そして高校まで群馬…
…私の故郷です。

そしてものが生まれる産地…そこにも私の故郷があります。
私の色を忠実に再現してくれる京都…タオル美術館のある四国の今治
まだ行ったことはないけど…大島紬の産地、与論島…
日本中に産地があります。その全部が私の故郷…。

だから、最近の私は「日本」が故郷だと思います。

やっぱり白いご飯がおいしい。
漬け物とお味噌汁があれば…。
焼き魚は…そろそろ鮎が解禁かな…。

ふと諫早湾の干拓工事のことを思い出しました。
有明海の漁業被害のこと…なども同時に…。
日本のことが本当に気になります。

若い頃…あなたは将来外国で暮らすかもしれませんよ…
そんなことをいわれました。
今は全く考えていないけど…明日のことはわかりません。

今こうして仕事をしていることも…
もちろん、あのころには想像もできませんでした。

…けれど…私の心はすべてを覚えています。

いいことも辛かったことも…。
そして、無意識に選んでいます。
沢山の経験値から導きだした答えを…。

以前…こんな詩を書きました。

「ハート」

私は手を使っている。
使っていることも忘れるほど。
(中略)

私は足を使っている。
使っていることも忘れるほど。
(中略)

私は頭を使っている。
使っていることも忘れるほど。
(中略)

けれど私はそれと同じくらい
心を使っているだろうか…。

私は心を使っている。
本当に使っているかはわからないままに…。

2011.04.26 Tuesday

なんだかブログが変になってる(苦笑)

 このページの他の記事が消えています。
おかしいな…色々いじってみたけど修復できない。
コメントをクリックすると記事が出てきます。
明日だれかに調べておいてもらいたい…という伝言を
ここに書いています(笑)

さて、ようやく今日のノルマは達成。

このブログを書いてから、眠るところです。

もう通勤電車の人もいるだろうし、仕事を始めている人もいる時間。
夕べも思いのほか冷え込んで…何だかもうすぐ5月になる気がしません。

体調を崩しやすい時です。くれぐれも気をつけてください。



震災から45日…被災地の方の現状も、原発の現場の人の環境も
著しく変わってようには見えないのが心に痛い。

そして、あちこちで何もかも吹き出してきたような…。
無理もありません。もう我慢もとっくに限界を超えています。

昨日もかなりの高濃度の放射能の汚染された水が見つかり
計画避難も大きな矛盾を露呈させながら、現実味を深めている。
本当に…魔法でもタイムマシンでもいいから
…1ヶ月半ほど戻せないものだろうか…と思う。

私は、今まではさほど政府が重要ではないと考えて来たかも。
総理大臣の交代劇も、余りにも多すぎて、誰がなっても同じ…と思っていた。

…そういうことじゃいけないと、反省しているわけでもない。
私はただ必死で仕事をしてきた…それで目一杯だった…。
政治は政治家というプロたちに任せるしかない。
私はものつくりのプロとして生きて来た人生が長くある。

今まで100回くらいは、死ぬほど頑張った。
不眠不休で、寝食を忘れて…仕事を最優先にしてもなお
それでも越えられない壁を何度も見た。
責任を果たさなければ…そんな一途なものに支配されていたような気もする。

そこまでやって、ようやくプロになれたかも…ちょっと思った。
人はどこかで、必死になって崖っぷちを渡るようなことを経験する。


その時は気づかなくても、後になって、ああ、あのとき
私は確かに、何かを越えた…みたいなことを繰り返して
知らず知らずに、育てられている。

その経験や、責任を背負うことがないままで、やってこられた民主党が
今まさに大きな大きな国難を抱えている。
けれどひとたび政治家を志し、念願の政権も手中に収めたのだから
どんなことがあっても、ここは乗り越えなくてはならないと思う。
それが使命だと思う。

もう期待はないけれど…ただ被災者の人たちが、少しでもゆっくり出来る環境を…
それから、避難しなくてはならない環境を作った人たちではなく
ただ粛々と仕事をして、日本を実質的に支えて来た人たちが
その責任をとらされているように見える、道理が通らないような現実だけは
なんとか心を使って対処して欲しいと
ただただ…切望しています。

2011.04.25 Monday

私の羽根 私の空

一年ほど前に描いた、スケッチ…それがたぶん、私の羽根。

この羽根ボウキは、もう20年以上も前から私の机の脇に立ててある。
ふと思いついて、鉛筆で描き始めた。

息子が鉛筆デッサンに夢中になっているのを見て
ちょっと血が騒いだの。

絵の道具…いつの間にか増えている。
昔は画材が高くて…欲しいものは買えなかった。
どうしても欲しい絵の具を買うために
絵を描いたりした…。


…そしてこれが、私の空かもしれません。
二十年ほど前にはじめてパソコンを買った時から、私は動画に夢中になった。
そのころ使っていたソフトはディレクター…。
私のパソコンの歴史はそこからはじまった。


そうしてやっと、少しずつ表に出せるようになりました。

この羽根ボウキは、この映像の中にちらりと登場します。
全部仕上がったとき
何かが足りないと思って、他の絵を描き始めて…ふと思い出した。
…そうだ!あれだ!…みたいに…(笑)

今日も打ち合わせの最中に、ふと思ったこと。

デザインの仕事は素材作りから始まったりする。
何気ないデニムの生地の縦糸と横糸の色に悩んでいたりする。

どこにでもあるようなボーダーの織り生地の配色や
切り替えのステッチの色…そんなことに一番時間がかかる。
…たぶんそういうことも、現場に関わっている人以外は
もしかしたら知らないかも…。

私は小さな羽根を持っています。
そして小さな私の空をぐるぐる回っています。
色々な想いをこめて、今日も私は、ものつくりをしています。
2011.04.25 Monday

ポーランドのFB友だちElwira Iwaszczyszynさんからの贈り物

 

さあて、そろそろ勧誘しちゃおうかな…(笑)
巷では、かなり話題になっているFACEBOOKを始めてから
どのくらいが過ぎたかしら?

ようやく少し慣れて来て、海外の友だちも沢山増えてきました。
この絵はポーランドのインテリアデザイナーであり
画家でもあるEiwira IwaszysznさんがFBで投稿してくださいました。

彼女と私の肖像…まさか!こんなことが出来るなんて!
ものすごく感激しています!!

世界は狭くなりました。
…そして私の世界はどんどん広がって行きます(笑)
ポーランド語はとても難しくて、
トンチンカンなことを言ってしまったりするのだけど(苦笑)
けれど、私たちはごく自然につながっています。

もし良かったら、Facebookに登録しませんか?
そしてAtsuko Matanoという名前で検索して、友だちリクエストをしていただければ
ものすごくリアルタイムでおしゃべりしたり、ここではご紹介できない
絵や作品も一挙にご覧いただけます。

友だちはいつの間にか増えています。
今私は世界中に友だちがいるのです。
そして、みんなとても温かく、いつも私を多いに励ましてくれています。

慣れるまでは少し大変でした。
まずは…英語かな…(苦笑)
最近はなんとか慣れて来た…不思議なもんですね。
間違いはかなりあると思うけど、英語で書くことに怖さがなくなってきたのです。

…それが一番怖いともいいますが…(苦笑)

日本の状況を心配してくださっている方たちも沢山います。
私はそこで、勇気も力もいただきました。

私は今Eiwiraさんに、返信用の絵を描き始めています。
かなりドキドキしながら…。
彼女の絵には多彩な表現があって
とても温かく、優しく、そして愛に溢れています。
まだまだFBでは、色んなことが起こりそうな予感。
職業も色々。
好きなこともマチマチだけれど…
そのすべてが、心躍る世界だと思います。

どうぞ皆様も登録してください。
そして私とダイレクトにお友だちになってください。

この世界を私に見せてくれたのは山本恭司さんです。
そのおかげで、沢山のミュージシャンの友だちも増えました。
昨日発表したコラボ作品も、海外の方にも見ていただいています。
今大急ぎで、英語バージョンも作ろうとしているところです。
なるべく沢山の方たちにご覧いただけたら、とても嬉しいです。
是非ご宣伝ください。


そして、FBのページを掲載しておきます。
こんな感じです。

さて、今週も頑張りましょう!
2011.04.24 Sunday

Kyoji Yamamoto and Atsuko Matano Supports Japan

 
今日は小雨が降っていました。
春ってこんなに寒かったっけ?…そんなことを感じたりしました。

あの大震災から、何日が過ぎたのでしょう。
震災の現状が伝われば伝わるほど…いたたまれなくなるほどの手痛い現実が
毎日報道されています。今もまだ…。
心をどこに向けたらいいか…とても迷いました。

そんなある日…Kyoji先生から、曲が送られてきました。
「コラボできないかな…」

とても美しく切ない曲。強さも弱さもそこから聴こえました。
そして…希望に向かう音色も…。

自分に何ができるのか…そんなこととも向き合っていた日々。
ここに向かうまで、少し時間が必要でしたが…

画材は久しぶりにパステルを戸棚の奥から…(笑)
そして…それはようやく出来上がりました。

イギリスから発信されているArtistsSupportJapanで最初に発表されました。


…ここでもまた、様々なミュージシャンたちが日本の震災に対して
メッセージを伝えてくれていることに驚かされました。

これは私たちからのささやかなメッセージです。
お時間があるときに…是非ご覧いただければと願っています。

2011.04.22 Friday

音楽



丈の長いスカートが流行った…
ずっと昔。

…ミニスカートの時代も…その前後に…
多様化して…それぞれにそれぞれのスタイルもある。
今また、スカート丈は長くなりつつあり…。

そんな半世紀以上の時代を過ごして…今思うこと。

時はうつろう…。

良き時代は、過ぎてみないとわからない。

そのときはどうしようもなく焦燥感にとらわれた時代に
私は私を発見したと思ったりもした。
描く絵も…どんどん変わり…
どれがいいとも思えない。



仕事しかしてこなかったな…。
自由に絵を描ける時間は制限されていた…。

そんななかで、どこかに後ろめたさを抱えて絵を描き続けて来た。

好きなことを好きなようにやってはいけないと
心は静かに思っている。

今朝方、大切な人の訃報を受け取った…。
覚悟はしていたつもりだけれど…
人には限りがある…改めて気づかされる…。


心を鎮めるために音楽を選ぶ…。
…いつもそうだった…。

そしてそれはいつも激しいものばかり…。
緩やかな坂道に立ち止まってはいられなかった…。

生かされている…それに気づいたのもいつだったか…。
内側に激しいものがわき上がる瞬間を
私は待ち望み…それだけのためにほとんどの時間を費やして来た。

もしも音楽がなかったら…
私はあきらめたかもしれない…。

誰が作り、誰が演奏しているかではなく
無条件に心に飛び込んでくるものだけを選択して来た。
それがいいかどうかも…わからない。

けれど…それでいいのだと…ようやく思った。

2011.04.22 Friday

100,000年後の安全…フィンランド映画



いきなり驚かせたくなくて…(笑)
…引きの絵から入りました(笑)
数年前に、どうしても「猿」が描きたくて…。
何枚か立て続けに猿の絵を描きました。
これはその中の一枚。墨とペンです。

こういう絵は、ほとんど引き出しの中で眠りますが(笑)
さっきたまたま紙を探していたら、この猿と目が合いました。
結構目力があります(笑)



この絵を見ていたら、原発には生命があるのでしょうか…
ふとそんなことを考えました。

成長し、行動を起こす…。

人はそれを制御できない…としたら…。
私は原発をひとつの生命体として、考えてみようと思ったのです。

人間は人間としての社会を作りました。
人間に取って都合の良い社会だったり、国家だったり。

核実験もあちこちで盛んに行われてきました。

それは地下の深い場所で…
空に向けてだったり…砂漠だったり…
そこに人間がいなければ被害はないと考えてきました。

ご存知でしょうか?
フィンランドのドキュメンタリー映画…とても話題になっています。
タイトルは「十万年後の安全」

…放射能廃棄物を最終で処理し、安全になるまでは最低10万年かかるそうです。

その廃棄物を永久処分するための場所を世界に先駆けて作ったフィンランド。

特殊な地形を持つ岩盤層の奥深く…地下500メートルに
永久処分するための巨大な地下都市のようなものを建設したらしいです。
そこが一定量に達するまで100年。
もちろん今生きている人の大半は、次の世代へと移行していると思いますが
たった百年のために、ものすごい大掛かりな設備が必要だということ。

それに…問題はその後です。
そこを封印し、絶対に開けられないようにしておかなくてはなりません。
それも十万年の間…私たちたちの子孫に、ちゃんと伝わるように…。

気が遠くなる様な話です。

私は伝承されている物語や神話や歌を思い出しました。
もしかしたら10万年前のメッセージもそこに残されているかもしれないと(笑)
…それが風化せずに、残される保証はどこにも…。

そこまでしてもなお、原発が必要なものなのか…
そして現在、その危険なものが世界に一体どのくらいあるのか…。
沢山のことを考えさせられる映画のようです。



それにしても原発が生命体のように活動できるとしたら…。

それでふと思い出したのがスピルバーグ監督の映画。
ジュラシックパークです。
原発を間違ってひとたび解放したら、人間だけでなく、すべての生き物が
危険にさらされます。

…そういうものを人間は作りました。
映画の中の話ではおさまらないものを…。

けれど、原発の歴史はまだ、たった60年くらい。
それが十万年後まで支配しようとしています。

今なら引き戻せるのでは?
そう考えている方はきっと多いでしょう。

昨日、私の目に飛び込んで来たのは
孫正義氏が、世界中の科学者を百人集めて、自然エネルギー財団を設立したという記事。
こういう発想を持てる人だからこそ、ソフトバンクがあれほど成長したんだ〜。
とても納得しました。

でもね。人類の理想のために使えるお金があるっていいね〜〜。
私はこの記事を読んだとき
いつかまた生まれ変わるとしたら、こういう人生を目指したい!と
心から思いました。頑張って欲しいです。最敬礼です。


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