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2010.01.31 Sunday

モードチェンジのアイテム


たった今スタッフからメール。
タイトルが「インフルエンザ」…おおっと!息子と仲良しなので、ついに…と、思いきや!
「無事で〜す!」と書いてあった(笑)

まったく…人騒がせなやつです(笑)

そんなわけで一件落着といけばいいな…。
治りかけが危ないと聞いていたので、息子は火曜日まで部屋に隔離。
私に似て、出たがり屋ではないので、マイペースで閉じこもっています(笑)
メールだのスカイプだの…遊べるものはいっぱいあるしね。
でもさっき部屋をのぞいたら、まじめに課題に取り組んでいました(笑)

このぶんなら、明日からは通常通り、仕事ができそうです。

でも。私は夕べも今日も、やりかけの仕事に向かっています(スタッフに…嫌みじゃないよ〜〜笑)…このモードチェンジがいいのよ。
夢中になれることがあるって「幸せ」だと…つくづく思いました。

夕べは気づいたら朝の9時。
主人が起きてきました。
1本仕事を仕上げるたびに、インフルエンザが遠くに…遠い出来事に思えて来る(笑)

悲しいときとか、苦しいとき
ど真ん中に座り続けていると、永遠に夜明けは来ない…みたいな気になる。
オットまた、大げさな…と思わないでください(笑)

このモードチェンジ…ものすごく大切なことだと思います。
実は昨日の朝、マイケルの「THIS IS IT」をネットで注文。
もうすでに手元に届いています。
まだもう少し仕事のモードが続いているので、観るのは後のお楽しみ。

ブルーレイは息子の部屋じゃないと観れない(笑)…ってのも、ありますが…(笑)

モードチェンジのアイテムを、いつもどこかに隠しておくことをはじめたのは
いつだったかな…。
どうしても仕事に乗れないときには、その中から選びます。
今は本が2冊と、マイケルが味方です。

私はほとんど外にもでないけれど、自分の心が求めるものにはものすごく忠実な
犬のようです。
今、メールの返事待っている人がいるんだけどなあ…。
お預けをくらった犬みたいです(笑)
でも、イライラしない。きっと「THIS IS IT」を観たら、何かが変わるような
気がしています。

また感想は、アップするかも…。

今日は私がデザインした「ピンクのぞうさん」の写真です。
のほほん系です。温かい光でホットになってください(笑)
インフルエンザが通り過ぎそうなので「ホッ」としている…
私の気持ちの代弁者…とも言う(笑)

2010.01.30 Saturday

新型インフル続・続

おかゆが嫌いな息子は、塩を付けただけのおにぎりで、2日間を過ごしました。
熱があると、どうしてお醤油が駄目になるんでしょう。
少しでもお醤油が入っていると、口の中が苦く感じますよね。
夕べは炒り卵ご飯とわかめスープ…これは何とかセーフ。熱は7度8分。

ようやく今朝方から熱がひきはじめました。
6度9分…リレンザよ。良くやった!って感じ(笑)
まだ食欲は今ひとつだけど、温かいレモネード。チキンと菜の花のオムレツ。
大豆で作ったメロンパン。
オニオンとレタスのサラダの朝食をゆっくり完食。

一人暮らしの人がもしもインフルエンザだったら…と考えています。
まずは飲み物を確保…アクエリアスとかポカリスエットを半ダースくらい。
ほうじ茶もあったほうがいいかな。
ご飯はレンジで温めればすぐ食べられるものを…。
もしくは白粥。これもレトルトが便利です。
塩昆布か梅干し。
着替えようのパジャマ数枚。汗を拭くタオルも数枚すぐ近くに積んでおくといい。
それだけあれば、取りあえず高熱の時も耐えられます。
薬はリレンザでもタミフルでも12時間おき…一日2回のペースを厳守。
8度以上になったときにと、結構強い解熱剤も出ました。
熱ってウィルスを殺すために出すもの。新型は解熱剤を使っていてもすぐに40度近い
高熱になりますが、これで治しているんだとポジティブに考えて。
そうそう、アイスノンか氷枕、冷えピタもあったほうがいいかも。

子供のころ我が家では風邪をひくと、母が必ず桃の缶詰を開けてくれました。
りんごとか、いちごとか果物はなにか用意しておくといいです。

水分補給をこまめに…これだけが鉄則。

今のところ、他には飛び火はないようです。

でも感染は治りかけが一番強いらしい。熱が引いてからも薬は飲み続けて
充分に注意します。1週間は仕事も学校も休まないと…。

今日で丸4日目。…後3日の辛抱です。
2010.01.29 Friday

新型インフル続報

昨日は結構焦っていたのかな…
昨日のブログに誤字を発見。即直しました(苦笑)

熱は最高9度6分まであがりました。
さすがに40度近くになると、吐き気…ふらつきなど色々な症状が出てきましたが
解熱剤で7度8分まで下がり、その後ぐっすりと眠っています。
ものすごい大量の汗…パジャマはすぐに絞れるほどの汗でぐっしょりです。
処方された薬は吸入式のリレンザと解熱剤。

「2日ほどはかなりの高熱が続き。一番辛い時期」…と先生に言われていたので
嵐が通り過ぎるのを待つような心境。
水分の補給が一番重要。それさえ万全なら後は待つだけ。

時々部屋の窓を開けて換気します。
熱が下がっている時は食べられるので、白米に塩を付けただけの小さなおにぎりを
いくつか作りました。

ほうじ茶に梅干しをひとつ落としたもの。
アイスクリームなど。

頭は氷枕で冷やしました。
今日は3日目。
ひとまわり顔が小さくなっています。
本人は「結構やせた気がする」と笑っていました。

「意識がモウロウとするようなことがあったら、連絡して下さい」と言われていたので
時々声をかけました。
朝方「何か食べたい!お腹ぺこぺこ。何でもいいから食べたい!」と言うので
慌てて、煮込みうどんを作って持って行ったら、ほとんど食べないの。

後で息子が「お母さん…それはね。寝言かうわごと(笑)…それか意識混濁状態だよ(冗談風に)全然覚えていないもん…」…だって(苦笑)
治った途端に、いきなり食欲が出るんだろうな…そのときにまた別の家族にうつっていないことを。もちろん私が一番リスクが高いですが…。

インフルエンザが流行りはじめた頃、最悪の事態ばかりがニュースに流れていました。
けれど、冷静になってみると、季節性のインフルエンザと、そう大きくは変わりません。
かなりの高熱だけど、まあ、それで、ウィルスを殺そうとしている人間の身体って
ものすごい潜在能力を秘めているんだなと思います。

…それよりも、高齢の母が無防備に、息子が脱ぎ捨てたパジャマなどを持ったりするのが怖い(笑)

今日の写真はタオル美術館の展示中の40メートルのタオルの部分です。
手法はタオルジャカードです。
「幸せな旅」と名付けました。
2010.01.29 Friday

新型インフル襲来

おっと!!いよいよです。
昨日から熱を出していた息子。
一時は7度台まで下がったので一安心。
それまで、マスクをしながら様子を見ていたのに
「新型じゃないよね!」と、気を抜いて…後は普通に…。

ところが今日、また熱が上がってきたので病院に電話をかけました。
「8度くらいの熱が7度台まで下がりました。インフルエンザではないですよね!」と聞くと
「いまは、わからなくなっています。最初は熱が低いときもあるので、なるべくはやく受診して下さい」…と。

…そして…
「間違いなく、紛れもなく新型インフルです!」との診断。
息子は皆勤の学校を休むのが惜しいと言いながら
たった今、また急に上がりはじめた9度の熱と格闘中です。

明日はカボ企画は臨時休業…。全員自宅待機にしました。

明日予定していたミーティングは中止で〜す!!
すみません。ごめんなさい。

後はただ、私や主人にうつっていないことを…。
母は今月初めにワクチンを接種したばかりなので、ちょっと安心していますが
ともかく息子と接触しないように…と、厳重注意しました(笑)

願わくば神よ!
家族共倒れにだけはしないで下さい!
…いまはただ祈るのみ…(笑)

でもね〜〜ついでにうつっちゃえば、予防注射もいらないか…。
ついさっき自分の熱を測ったら、5度8分でした(笑)
これがいつもの私の平熱。…低体温なのよ。
免疫力、抵抗力低いよね〜。

もう一度神様に祈ります!
うつってもいいので、軽く済みますように…。
…いまはただ祈るのみ…です。
2010.01.28 Thursday

家族

 
おはようございます。
これは、ただジョキジョキとタオルを切って、貼付けただけ。
枠をつけたら、それなりに素朴で温かいものに仕上がったような気がしています。

皆さんの家のインテリアに、作ってみてはいかがですか?

こういう気を抜いたようなものは、きっとご覧いただく方も
肩の力を抜いて、ご覧いただけるような気がして
これも今、タオル美術館に展示してあります。

別にタオルでなくても、紙で作っても楽しいですよ。
そうそう、カードの表紙なんかも面白いかも。

今日は温かな日になると天気予報で言っていました。
素敵な一日をお過ごしください。
2010.01.27 Wednesday

いよいよ2011年に突入

企画の仕事は、ほぼ一年前に仕上げます。
…だから実際販売される時期になると、妙に懐かしい。

ワコールさんと仕事をはじめてから27年だか、28年だか…(笑)
今日はもう、2011年の春夏の打ち合わせ。
新しい素材を見ると、いつもワクワクします。
手のひらよりも少し大きな生地を、指で触ったり伸ばしたり引っ張ったりして…。
重さや厚さを確かめて、イメージを固めていきます。

生地に触ると、何となく輪郭のようなものが見えてきます。
来期の私は…また少し変わります。
何が…と聞かれたら…自由度…だと答えます(笑)

今日のミーティングも楽しかった!
そんな時間が、ものすごくものつくりには影響するの。

以前はテキスタイルデザインが基本でした。
でも今は変化のとき。
何よりも自分自身が着たいものが増えている。

最近意識的にかなり自分を変えようとして来たの。
それが早道。
少しずつアクティブになりつつもあるのです。

ちょっとだけ体重も落としたので、身も心も軽い軽い(笑)


私は休日も平日も、ほとんど楽な部屋着で過ごすことが多いからこそ
楽しい部屋着にこだわってきました。
思いっきり楽しい部屋着を発表します!
どうぞ皆様…来期もご期待ください。

そうそう、末筆ですが、いつも応援をありがとうございます!
リピーターのお客様も増えているとか…。
販売の方たちにも、心から感謝を!
丁寧に心を込めて作らせて頂きます!

今日もタオル作品を2点。
これもすでに懐かしいものリストの中に入ってしまいます(笑)
最初のは2008年制作…次のは2009年に制作したものです。
2作とも、現在タオル美術館に展示中です。

けれどすでに…私の心は2011年に突入(笑)
今日も素敵な一日を!
2010.01.25 Monday

心の中に雪が降る日


悲しいことがあったわけではありません。
そうでなくても、雪は降ります。
雪景色は大好き。
街中が一瞬にして、違う景色に変わります。

雪のことを思うのは、愛犬を思い出すとき。
我が家に20年一緒に暮らした2匹の柴犬は、なにより雪が好きでした。

ときどき無性に触りたくなります。
そんなときは不思議と近所を散歩している途中の犬が
いきなり近づいて来て、飼い主にしか見せない無防備な姿勢をとって
思い切り触らせてくれたりします。

犬も猫も…とても不思議な生き物だと感じます。
時々アトリエのソファーに座っているのも感じます。
ああ、今も一緒にこの家で暮らしているんだなあ…と思います。

雪で思い出すことがふたつみつ。
中学生のとき吹雪で視界が30センチくらいになってしまったとき
方角が全く分からなくなって、通い慣れた道…たった10分ほどの距離を
一時間半ほど、彷徨ったことがあります。
街なかだったので、恐怖感はありませんでしたが
もしも山の中だとしたら、いかばかりかと思いました。

私の主人の故郷は北海道。
冬はかなりの豪雪にみまわれます。
私は一度も北海道の冬を見ないまま、過ごしています。
東京からいきなり真冬の北海道は、かなり堪えるからとみんなに止められているのです。
けれど、夏にも積雪で埋まる表示が至る所に見られます。自分の身長の数倍にものぼる積雪は想像もできません。
やはり私はネコ科かもしれません(笑)こたつで丸くなっている方が性に合います(笑)
「冬の間はね。雪との闘いで、時を止めたように暮らすのよ。温子さんには無理」
今は亡き義母が笑いながら言った言葉を思い出しています。

今日の絵は主人の両親を描いたもの。
義父とはよく、際限もなく長電話をしたものです。
2010.01.24 Sunday

ルール

昨日までの私は、もうここにはいません。
だからといって、明日の私を夢見ることもありません。

今がただ続いて行くだけ…。
そんなことを思います。
若い頃、だれもがそうだったように…私は沢山の人に憧れました。
「あんなふうに生きたい!…こんな人になれたらいいな…」

けれどどんなに憧れても、自分以外にはなれないと気づいたのは
いつだったかしら?

そんなふうに考えるのは良くないこと。
いつの間にか人はそういうことを覚えます。
「自分は自分…私は私」…それは、なんて勝手な生き方だろうと…。

そしてみんなと同じように、きちんと生きる努力をしています。
けれど、私はそれを破ろうとは思いません。
それは基本的な「ルール」なのです。
ルールに縛られていると感じるのは、ルールを理解していない人だと思います。
…それか、ルールのせいにしている人です(笑)

人に迷惑をかけないこと。
自分の得意分野で、社会に貢献すること。
求められても、求められなくても…自分ができることを精一杯やること。

そのために自分を解放して行く時間は、独りの時が望ましい…。
周りがハラハラしながら見守る時間は、なるべく少ない方がいい。

フィギアスケートで、ほんの数分…そのジャンプのために
一体どのくらいの時間を練習に費やしたでしょう…。
それでも本番で、失敗するとき…
緊張なのか練習不足なのか…人は様々に感じるでしょう。
けれど、いつでも完璧に自分の力を最大限に発揮できる人はいません。

昨日まで巧くできていたことが、今日いきなりできなくなる。
そんなことは日常茶飯事。
人は毎日高い壁の前に立っています。

その壁を越える力は、壁を沢山見ることだと言ったら
…答えにはならないでしょうか?

その壁の前に立ち、何度も失敗を繰り返し
それでも何とかそれを越えたい!と思うとき、いきなり壁が後ろにあることに
気づきます。

そして、それを誰かにわかって欲しい!と思った途端に、壁はもう一度
目の前に立ちはだかります。

ルールの中にもうひとつ…加えたいことがあるとしたら
「自分にとって正しいと思うことをする」
それは、誰かが決めたルールに反抗すると言うものではありません。
自分で自分のルールを持つ…ということです。

私には私のルールがあります。結構厳しいです(笑)
けれど、そのルールをゆるく設定することも簡単にできます。
だって自分で決めていることなんだから…。

その手加減、さじ加減は自由です。

私は今ダイエット中。
ちょっと落ちて来た体重を、なんとかもう少しだけ…健康のために
30代の私に戻したいの。
バランスを考えた食事。
必ず自分が満足するまで、ちゃんと食べること。
それが私のダイエットのルールです。

たぶん今回は成功率が高いと思います…(笑)
結果が出たら、皆様にも私のダイエット法を伝授します!

「応援よろしくお願いします!」浅田真央さん風に言っています(笑)
今日のペン画は映像用に書き下ろしたものです。
2010.01.24 Sunday

心のお休み

日曜日も、長い連休がとれても…心が休んでいるかは、別のものです。
心のお休み…その方法は様々。
例えば家族のために、どこかに出かける方も…それが犠牲的精神だと
心は疲れるけど…家族と一緒にトコトン楽しめれば、それもいいね。

根っからの出不精の私は、息子が小さなとき休日に遊園地やディズニーランドに行くのも
結構大変でした。
けれどあるとき、気がついたの。
ここは、もしかしたらアイデアの宝庫?かもって。

家族連れで一杯の遊園地は、着ているものや持っているものなどをリサーチするのに格好の場所。
どうしても次の仕事のことを考えている頭や心は、ただ一緒に子供と遊ぶ時間をとても
長く感じていたのです。
…それがわかれば話ははやい。

一挙両得…それ以来、遊園地も人ごみも気にならなくなりました。
どこにでも、アイデアは満載なんだ!って思えるようになりました。
遊んで帰って来るときには、もうあれこれとアイデアが溢れている休日の過ごし方。
もう少し深いところまで…。

人が沢山集まっている場所には秘密があります。
何が一体ここまで人を集めているんだろう…

緑の多い場所だったり
掃除も行き届いて、楽しい空間作り。
それを家のなかにも応用できないかしら?
…そんなことを考えながら掃除をします。
ガーデニングをします。
食事を作ります。

友だちが集まってくる。

それを今度は仕事場に応用します。
…すると、仕事が集まってくる(笑)
楽しい現場を作ること…それが私の仕事のメインにすることを決めたのはいつだったっけ?

時代のマイナスを引っ張り出して、愚痴大会をしていてもしょうがない。
発展して行く、大きな企業のトップの方たちから私が学んだこと…そういうことばかりでした。

その方たちは自分の心を休めるよりも、周囲の心を休めるほうに
いつも向かっています。

…見習いたいと思います。

今日の絵は丁度10年前にタオル美術館がオープンするときに描いた百号の油彩の部分です。タイトルは「綿の木の精」

今年はタオル美術館の10年目に当たる節目の年。
毎年集客を伸ばしていると聞きました。
現場の皆様の日々の努力の賜物でしょう。
今年も一度は、ゆっくりと時間を作って出かけたい場所です。

2010.01.23 Saturday

普通であるという特別なこと



ただ食べること
歩くこと
見えること
聞こえること

84才の私の母は去年、背骨の手術をしました。
加齢から起こる圧迫骨折が起こったのです。
手術は成功して、今は普通に歩けるし、ゆっくりだけど階段の上り下りも大丈夫。

だいぶ前から歯が弱りはじめたり、目が見えづらくなったり
白内障の手術…膝の関節…などなど、様々な問題が続出しました。
けれどようやく、今は全てが落ち着いて、とても良い状態に戻ったとこ。
耳が遠くなったのは、仕方がないかな…補聴器でカバーしてるけど
結構色々な音を拾い過ぎるのがストレスになるみたい。
テレビはヘッドホンが有効です。ヘッドホンだと補聴器はいりません。

私はそれをすぐ側で、つぶさに見てきました。

普通であるという特別なこと。

それがどんなにすごい能力なのかを、改めて思い知らされた1年余り。
今だからようやく話せます。
この1年ほど…母が入退院を繰り返しました。普段は気丈な母の心が折れそうになるのを
見てるのが本当につらかったです。

元々膠原病という難病を抱えています。その数値が異常に動き始めたのがおととしの暮れ。
退院して、次の日にまた再入院…なんてことも。

またまた言っちゃうけど人間って本当に素晴らしい!
病院の先生も、看護婦さんも…本当に素晴らしい!
すべてに感謝の日々です。

今日の作品は、やはりタオルで作ったもの。
確かタイトルは「MY BIRTHDAY」…だったと思います(笑)
これは小品ですが…凝りました!
下地を盛り上げたりして、厚みも感じるように…。
この作品も、病院とアトリエの往復の日々のなかで作りました。

私が今、ここにこうして生きているってこと。
それもまた
普通であるという特別なこと…だとつくづく思いながら。

この母から生まれた私…もっと以前の先祖のこと
人間のルーツのようなものも、知らず知らずにたどりました。

人はいつかは必ず死にます…けれどその日までは精一杯に生きていたいものです。
そんな、ぎりぎりの会話をしながら、闘病に付き合った日々。
母に「私を生んでくれてありがとう!」…そんな気持ちを込めて作り上げた小品です。
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