ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 夜明けに… | main | 台風がくる… >>
2010.10.29 Friday

言葉の壁ってなんだろう…


最近少しだけ英語に触れる機会が増えた。
実は新しい窓を開けたの。

…そこで私は今までに感じたことのない
言葉の壁と向き合うことになった。

…そう…
自分が一体何にこだわって来たか…みたいなこと。

表現と格闘して来た人生。
絵と言葉…このふたつのものは
私をとことん夢中にさせて
私をとことん弄んだ。

どちらかというと絵で表現することが増えていて
このブログ…言葉のリハビリみたいな気持ちで
最初は書きはじめたんだ…。

日本語の中にも言葉の壁はある。
共通言語が失われている世代もあるし
興味のあることが全く違う人たちから
刺激も受けるけれど
同時に疎外感も感じたりする。

それに私は長い間…閉じこもり続けた。
私はどこにもいなくてもいい…
それが私のものつくりの基本になっている。
できあがったものはいつも
自然に私の手から離れて行く…。
思い残すことがないように、私は慎重に彼らの旅支度を整える。
…そういう仕事だった。

けれど長い沈黙の時間を過ごすと
言葉が心の中一杯に溢れ出すことがある。
…そんなとき私は本を書いたり
夢中で言葉を探したりした。

…ひとりにならなければならない。

表現と格闘する時はいつも
ひとりがいい…
私はその環境をかなり熱心に整えてきた。

けれど自分という一人の人間。
その中にあるものは
それ以上でもそれ以下でもなく
一人の人間ができることは
ごくごくわずかかもしれない。

言葉の壁はそういうことを知らぬ間に
露呈させて行く。

ふと…「超訳」という二文字が頭に浮かぶ。
シドニー・シェルダンの、ゲームの達人…
この本が大ベストセラーになったのはこの超訳だと
言われている。
私は昔ドラマで見たけど…次の回が待ちきれないほど
面白かった。

超訳とは…作者の表現よりも読者が読みやすいように
翻訳された本。
活字離れしている現代の中で
数々のベストセラーが生まれているらしい。

ちょっと気になっている。

書き手の意志よりも読む人のために
訳されている本…

言葉の壁とは…言語がなんであろうと
伝わるかどうか…なんだ。
行間とか…ニュアンスよりも
手っ取り早く、骨子だけを抜き取れるもの。
…そう…本も情報社会の渦の中で
様変わりをし続ける。


私の前にはたぶん一生壁があるだろう。
だって、その壁を私自身が建てている…。
その壁を壊したいと思う日も来るだろうか…。

…けれど今がそのときだとは
…まだ思えない。

コメント
コメントする








 
Powered by
30days Album