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2016.03.13 Sunday

未来へ



ここ数日は3.11で亡くなられた沢山の御霊に祈りながら、寡黙に過ごしました。
震災から5年。

あの日のことは…心から消えることはありません。
地震と原発事故が重なったことで
たぶんあの大震災は、今も日本にとって
越えることのできない高くて厚い壁のままです。

被災地の方たちの現実や、原発事故の制御も
新たな問題を浮き彫りにしながら
不透明な部分が蓋をされたままになっていることに気付くたびに
改めて人智を越えるエリアに足を踏み入れてしまったことを
痛切に感じています。

…あの日からの私の心は
同じところを何度も周り、すり減っていく歯車のようだと
思うこともあります。

私はこの国が大好きです。勤勉で律儀で
協調性を重んじる穏やかな国民性とか。

特筆すべきは、この国は、どこよりも粘り強く磨いてきた
質の高い技術力を持っていることを世界が認めていたと思うし
素晴らしい専門家を育くむ豊かさも持っていて
私は何の疑問もなく、この国を心から信頼していました。

けれどここ数年、度重なる有事の際に、決定権を持つ人たちが
専門家の意見をも完全に無視した少数の権力者だという事実に
私は愕然としています。

願うのはただ、未来に向けて
二度と同じ間違いを起こさないで欲しいということ。
 
決して想定できないことではなかったこの大震災。
 
手付かずの難問を抱えたままで
政府は原発の再稼動を選択。

私はこんなにも国民の声が届かない国になってしまったことに深く失望しています。

この震災を忘れない、風化させないという声はよく聞くけれど
この東日本大震災という未曾有の災害は
決して一地域の災害ではなく、今後の日本の在り方を大きく左右することだと
私は思っています。

もっと大きく捉えて、人類の存続といってもいいかもしれません。
核廃棄物、高濃度の汚染水は日々増え続けています。
場当たり的な決定事項を強硬に推し進めるのではなく
豊かな未来に向けて、今じっくりと考えなければならないと思うのです。

5年目を迎えた今、冷静で粘り強く誠実に
環境に配慮したエネルギー対策や、大震災の意味を深く捉えた慎重な決定こそが
御霊への追悼になるのではないのでしょうか…。
 
この週末もそんなことを思いながら黙々と仕事をしています。
 
コメント
まったく同感です。
  • 明平暢男
  • 2016.03.13 Sunday 21:33
明平さん、
この震災から学んだことを未来へ生かさなければと思っています。
それが供養であり、追悼だと思っています。いつも励ましていただいております。ありがとうございます。
  • atsuko
  • 2016.03.14 Monday 14:38
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