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2015.09.14 Monday

ケサラ


 秋が深まってきました。昨日も全国で安保法案に反対する集会が開催されていましたね。
そんな若者たちが声を合わせて歌っていた「ケサラ」
この歌が流れるたびに、私は子供のころ母がよく歌っていた
「ケセラセラ」と重ねてきました。
どちらも私の耳には甘酸っぱいような切なさが伝わって来る歌です。

要は「明日のことはわからない なるようになる」というのが主な意味。

それだけだと刹那的なイメージもあるけれど
いつのころからか「ケサラ」は強いメッセージソングとして歌われるようになりました。


調べてみると、多分のその火付け役は作詞家の岩谷時子氏だと思います。
彼女は越路吹雪のマネージャーとしても有名だけれど
すぐれた作詞家であり、海外の曲を日本語に意訳したり、新たなコンセプトを加えて
日本人に馴染みやすい歌に仕上げる突出したクリエーターなのだと私は思っています。

ケ・サラ
作詞:Francesco Migliacci/訳詞:岩谷 時子
作曲:Jimmy Fontana/Italo Nicola Greco/Carlo Pes/Enrico Sbriccoli。

「平和で美しい国 信じあえる人ばかり
だけど明日は どうなることやら
だれもわかりはしないさ」
ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ
私たちの人生は
階段を手探りで歩くようなもの
ケ・サラ サラ クエル ケ・サラ


この歌がまたさらに多様に変化して
それぞれに自由に歌詞をつけて歌われていることに気づいたのは
ユーチューブで検索をした昨日のこと。

なぜこんなに涙が出るのでしょう。

私は溢れる涙で画面が見えなくなほど泣きながら
このブログを書いています。

いろいろ聞いてみてユーチューブより私が勝手に抜粋しましたが
言葉の強さ、温かさ、美しさ、心を揺さぶる曲の輝きや色。
声の持つ含みや抑えながら溢れ出す感情…どれも素晴らしいです。
こういうときは私はヘッドホンです♪

どうぞ思い切り泣いてください。
心を軽くすることが
新たな力を連れてきてくれたりします。






素晴らしい歌は時空を超えて、たとえどんなに忙しいときでも
たとえ深い悲しみに打ちひしがれていようと
人波の中でもみくちゃになっている時でさえ
心のひだに触れてきます。

生きるって大変だね。
私も心のなかにいっぱい隠してきた想いや夢や希望がありました。

黙っていることが美しいこと…私も、そうしなければいけないと
長いこと自分を抑えてきたと時間が長いです。
けれどそれで全てが収まったかというと、それでもなお、疑心暗鬼や猜疑心が生まれ
人の心は計り知れません。

だからこそこれだけは伝えたいです。
私の祖父も祖母も僧侶でした。

私はその祖父母の意思を継いで
非暴力主義の思想を心に刻んで生きていますと。

心から平和への祈りを込めて。

コメント
とても良い歌をご紹介戴きました。
はるか、ずっと、昔に聞いた覚えのある曲です。
改めて 今現在に照らして 聞いてみると味わいの深い曲です。
  • 柳澤雅幸
  • 2015.09.14 Monday 10:22
柳澤さんコメントありがとうございます。
私もこの歌はいろんな方のを聞いていますが合唱もいいですね。
まだまだたくさんの方が思い思いの歌詞で歌ってらっしゃいます。
ユーチューブ楽しいです。オススメします♪
  • Atsuko
  • 2015.09.14 Monday 20:52
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