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2011.09.08 Thursday

萩原朔太郎 竹

 私の大好きな「詩」です。


DSC02898.jpg

竹 「月に吠えるより」

光る地面に竹が生え、

青竹が生え、

地下には竹の根が生え、

根がしだいにほそらみ、

根の先より繊毛が生え、

かすかにけぶる繊毛が生え、

かすかにふるえ。
かたき地面に竹が生え、

地上にするどく竹が生え、

まつしぐらに竹が生え、

凍れる節節りんりんと、

青空のもとに竹が生え、

竹、竹、竹が生え。

DSC02904.jpg

そしてもう1編…

DSC02906.jpg


ますぐなるもの地面に生え、
するどき青きもの地面に生え、
凍れる冬をつらぬきて、
そのみどり葉光る朝の空路に、
なみだたれ、
なみだをたれ、
いまはや懺悔《ざんげ》をはれる肩の上より、
けぶれる竹の根はひろごり、
するどき青きもの地面に生え。

DSC02902.jpg

昨夜…何かが心の中からにょきっと芽を出す音が聞こえました。
その瞬間に、私は何故か、朔太郎のこのふたつの詩を思い出していました。
頑張ろう!
コメント
これまた素晴らしいですよー!
凛としていらしゃる!

綺麗な竹と写真。。。
ありがとうございます。

小生も竹の様に生きようっと。


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
背筋を正して根を伸ばし
余計な物には手を出さず
天に向かって真っ直ぐに
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ
イヤ、ナル。

ソシテ
周りの友と一緒に成長して生きたいと存じます。
然すれば、素晴らしき人格者へと己を昇華させられる、
カナ。
  • Michio Hino
  • 2011.09.09 Friday 12:33
竹のにょきにょき生えることよ。
竹のかつかつと硬いことよ。
竹のずんずんと風を突くことよ。
竹のますぐに貫くはあの果てなき空の故。

もし空が竹のゴールなら竹は結構大志を抱きつつ育ってるなあと。
でも節目はキチット付いていて着実に伸びている。
しかも細いのにキリッと頑丈。
理想的な人生(竹生?)図。

私は、、、柳でしょうかねえ。
何処にでも根をはる。
風に吹かれるままフラリフラリとしなだれて。
でもまあ意外と雨にも風にも打たれ強い。
いま一シャキッとしないなあ。。。
気合入れていかんといけないなッ。
がんばりま〜す!
  • Megumi Drud
  • 2011.09.10 Saturday 06:29
Hinoさん…ありがとうございます。
この竹やぶは、我が家から自転車で15分ほどのところにあります。
私の大好きな場所なの。
この竹やぶの前に立つと、心がピン!とまっすぐになるような気持ちがします。

萩原朔太郎…群馬県前橋市の詩人。若い頃のいっときを私は群馬で暮らしたので、朔太郎の詩に触れることが多かったです。
特にこの「竹」は大好き。
縁なのでしょうか…私は朔太郎の故郷に、アトリエを持っています。
そこには、大きなケヤキと、近所の神社のムクロジ…その実は羽子板の羽根の先につけられます。
…細かい葉の品の良い、モミジの道…木々に囲まれた美しい場所です。
いつかご案内したいです…。

  • atsuko
  • 2011.09.10 Saturday 06:52
Megumiさん…けれど竹は、丈夫すぎて…強すぎて…という難点もあります(笑)
だけどあの節が絶妙で、花入れや飲み物も入れられるし
細くすくと、美しい形の竹細工。
どれも自然の恵み(Megumiをかけてあります)…素晴らしい!

柳で編まれたかごはしなやかでとても美しいです。
美しい日本、美しい世界…守りたいです。
一瞬にしてそのすべてを失った被災地の方たち…
私は最近何を見ても、何に触れても、涙が出そうになります。

これが地震、津波だけだったら…今頃は一目散に復興に向けて
全力を尽くす体制が確立しているのだと思うけど…
人間が制御できないもの…それに対して余りにも無防備だったことに
今更ながら強い後悔もあります。
自分を立て直したいと思うと、私はこの竹やぶを見に行きます。
もっと強い自分を作りたいです。

けれど我が家のすぐ裏にある公園…名前は「柳公園」です(笑)
とても小さな公園だけど…ときどき私はその公園のぶらんこに
しばらく座っています。
その公園は、息子が小さかった時のこと、長年一緒に暮らした二匹の柴犬。
いろんなことを覚えてくれています。
竹やぶも柳公園の大きな柳も…今後見るたびにMegumiさんも同時に思い出すと思います。
  • atsuko
  • 2011.09.10 Saturday 08:17
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