ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2011.02.02 Wednesday

続…アンチエイジングの勧め


以前…年齢不詳…について書いた記憶がある。
私の周りには、この年齢不詳という人が結構多い。

実年齢とは、関わりなく今を生きている人と言うか…
自営業もいるし、フリーの人もいる。
もちろんサラリーマンのなかにも…。
そういうマインドを持っていると
何故か年齢不詳になっていくみたい。

結局細かいことよりも
表情がその人間の年齢を決めているような気もする。

表情は内面を映す鏡のようなもの。
怒ったり泣いたり…感情を豊かに持っている人は
表情も豊かだと思う。

じっと深い場所に抑圧されたものを抱えている人も
その表情に現れる。
こんなはずじゃなかった…
もっとこうあるべき…とか
自分の理想を掲げて、今を認めない人は要注意かな。

私もそんな時代があった。
写真が大嫌いだった。
自分と向き合うのが嫌で、鏡も見たくない。
それも要注意。

そんなときは
洗面所の鏡を見直してみるといい。
キャッチライトを付けてみるとか…(笑)
緑の鉢を置いてみるとか…
電気も色んなタイプが売っているので
温かい色に変えるとか…
ともかくジタバタする。

化粧をしているときに、ほれ鏡があれば
ちょっと丁寧にお化粧しようかという気になる。

本当に、出来ることは色々あるもんだ。
そうやって、その日の自分に自信が持てれば
表情はおのずと明るくもなるはず。


照明はとても大事だと
リノベーションをしたときにつくづく感じました。
部屋全体ではなくても
近くに温かい色の灯りを置くだけで
ホッとできたり、なんとなく素直な自分を取り戻せたり。

アトリエのトイレ…色々迷って最終的に赤に…(笑)
床は白と黒の市松(笑)

もちろんキャッチライトは仕込んだ(笑)
女の子ばかりの仕事場だからね。
派手すぎず、少し抑え気味の赤はスタッフたちにも大好評です(笑)
2011.01.31 Monday

アンチエイジングのすすめ


なんとなく意識し始めたのはここ数年かな…。
まああまり外にも出ないし、
ほとんどパジャマで暮らしているような時間帯だし…
別にあきらめていた訳じゃない。
興味がなかったかも…(笑)

けれど私はデザイナー(笑)
暮らしを楽しむ達人でもある。
でもそれは、自分のことよりも家族を優先していたかも…。

暮らしの楽しみ方には
料理もあるし、ガーデニングやインテリア…。
いくらでも広がっていく。

…でもね。手仕事にしても、毎日の料理やお掃除、植物を育てることでも
おいしいものを作ることでも
どれもこれも一筋縄ではいかない。
時間はいくらあっても足りないと思ったりするけど…。
それはそれで、時間は自分で作るしかない。

仕事を持っているから…私は元々そういう言葉が
あまり好きじゃない。
だけどそのどれもを一生懸命に過ごそうとすると
自分のことが後回しになる。

…そして私は決心したんだ(笑)
…そう!アンチエイジングに挑戦するぞ!(笑)

かといって、人工的なことには、まだ抵抗がある。
…第一出かけるのが嫌いなんだもの。


…で、ひそかに自宅で出来るアンチエイジングを実行しました。
まずは食事を見直すこと。
お醤油は減塩に変えました。
お砂糖はかなり控えて、かわりに羅漢果から作られたものや
カロリーゼロのものを使う。
毎日野菜をたっぷりとることを基本とした献立。
もちろんお肉やお魚もバランス良く食べる。
満腹感はあるけど、罪悪感のない食事。

たったそれだけで、体重はストンと落ちました。
洋服のサイズもダウン。
肌もツルンとしてきた。

結局むくみなのよ。問題は…。
2週間減塩食を食べると、体中からむくみが消える。
そして味付けはすぐに慣れます。
外食をすると、びっくり!!
どれもこれも味が濃い!
塩と水の関係を考えると、濃いめの味付けを食べたときには
お茶をたっぷり飲む。

そういうこと…意識しているのといないのとで
大きく変わります。

…とは言っても(笑)
やっぱり甘いものは甘く、漬け物とかでさらさらとお茶漬け食べたい!

ケーキやアイスクリームなら半分。
お茶漬けもたまにならいいか…。
それも大事なポイント(笑)

ダイエットもだけど…急激に体重を落とすと、老ける。
だからいきなりは駄目。
皮膚は28日で再生するそうな。
ゆっくり…ゆっくり…。
毎日体重計に乗ってチェックしたりしないのもコツかな(笑)

たぶん後一年くらいで…
私は30代の頃の体重に戻る予定だよ(笑)

誰にでも一年に一度誕生日が来る。
そのときに、1才ずつ若返っていたいと思ってるの。

それでたぶん充分だと思う。
年を重ねるのも悪くない。

今日の写真は春の新作。
一足先にご紹介しちゃいます。
傘やバッグとお揃いのレインコートです。

これも確実にアンチエイジングできるアイテムだと思います(笑)

2010.12.23 Thursday

誕生日に思ったこと

さすがに暮れです(笑)
毎日が矢のようにというよりも
光のように…猛スピード!!!

私が暮れに生まれそうだと知った時、母は
1月1日でもいいから…来年生みたいと願ったそうです。

私も、クリスマスとセットになった誕生日はどうなの?
…と言う想いもあったけど…(笑)
毎年恒例のバースデーパーティ。
お忙しい方たちをさらに忙しくさせて
滞りなく済ませました。


初公開の母の写真…
誕生日の日に私のアトリエで撮影しました。
現在84才です。

母は50代で「多発性筋炎」という難病を発病しました。
膠原病…という原因不明の病気。
はじめて入院した時は「持って1ヶ月」と言われて
私はショックで7キロも一気にやせました(笑)

高熱で繰り返されるうわごとが
全部仕事の話だったことを良く思い出します。
母は洋裁の仕事をコツコツやっていて
いつも今の私のように期限に追われていました。

あれから27年…まだ「ら・むりーず」をはじめたばかりで
右往左往しているときの、母の突然の発病で私は覚悟を決めたことも
良く思い出します。
集中治療室に入った母。私はすぐに婦長さんに呼ばれて
「月に100万ほどかかります。用意してください」と言われました。
それまでは、自分のペースで丁寧に仕事をするために
契約の話もお断りしていましたが
次の日…私はそのときにいただいていた契約をすべて受けました。

…それが今の私の仕事の基礎を作ってくれたとわかったのは
それから5年後に私が息子を生み、仕事と育児の両立にとことん悩み
ようやく、色々が落ち着いたころでした…。

人生は無駄なことはひとつもないと
良く書くけど…後になって気づくと…
たいていひとつの物語の中で、重要なキーワードになっていたりする。
不思議だ…と思います。

この母がいなければ、私の誕生日はありませんでした。
当然だけど…忘れがちなことをちょっと書き留めておきたくて…。



どこかに出かける時はたいてい私が母の洋服を
コーディネイトします。
この日も二三日前から、母はタンスをかき回していて
「何を着よう…」「何を着よう…」と
騒いでいました。
肩にかけているのは、ずいぶん前に私がプレゼントした
フェイクファーのショール。

それをタンスの奥から取り出してきた母。
「…いつだったか忘れたけど、ずいぶん前にお前からもらった
こんなものがあったよ」
…私もすっかり忘れていたけど…着物にも洋服にも合いそうだと
一目で気に入ったショール。

あのときはさほど喜んでもいなかったような…(笑)
「…今の方がずっと似合ってるね…」

…で、それに合わせて整えました。
「遺影に使えるかもしれないから…色々写真を撮っておいてね」
…こういう会話は我が家ではとても自然(笑)
お墓の話とか、お葬式の話も…。
「決して延命しないように…」それも母の口癖。
「あと十年生きたい」…これも同時に…(笑)


誕生日の話はまだまだ続きます。
水前寺蓮根さんからコメントをいただいているけどまだアップできないのは
これから書こうと思っているネタバレを含んでいるからです(笑)
もう少しお待ちくださいね(笑)

これは数年前に描いた母の肖像。
花束を受け取るピエロ…とタイトルをつけました。
写真と一緒だとネタバレって感じかな(汗)
80号の結構大きな油彩です。

2010.12.22 Wednesday

誕生日の舞台裏を大公開(笑)…私流に着物を着てみた

 

 何回目の誕生日なのか…は別として(笑)
何度繰り返しても同じ誕生日は二度と来ない。
今年の誕生日には
私がデザインした大島紬を着ることに決めていた。
それが何よりも私にとって大イベントだった(笑)
…どう着ようか…ものすごく迷った。

小物や髪型…それを考えるのは楽しかったな…。
仕立て上がったばかりの着物を見ながら
まずは髪型の制作に入った(笑)
新宿のオカダヤで材料を買い込んで作ったヘッドドレスは
とても簡単に装着できるように作ってみました(笑)


パーティー用なので、結構派手(笑)
もうひとつ、普段にできるものもついでにひとつ
作ろうと思うけど
なかなか凝ってるでしょう?
羽根でできてたパーツは、持っていたビーズやスパンコールを貼って
仕上げました。
基本に仕込んだのは細いカチューシャ。
リボンやシルクの生地を数種類。
生地は10センチ単位で買えるので
ちょっと高級なものを使いました。
1メートルで8000円でも10センチなら800円。
ちりめんでできた紐は1本2百円だった。5本購入。
シルクのリボンが一番高かったかな…(笑)

ちょっと大きめな髪型にしないと
和服に負けそうな気がして
ヘアーピースはみっつ買いました。
今時の盛り髪も取り入れちゃうことにした(笑)
大きなまげ…
三つ編み
パッツン前髪。
これらを組み合わせて和風に作る。



三つ編みは1500円。
前髪が2000円くらいだったかな。
大きな髷も5000円はしなかった。
同じメーカーのもので揃えたら色も揃います。
本当に手軽に楽しめるのが嬉しい!!

こういうときの私って
「ああ、私ってデザイナーだった」って思う(笑)
スタッフたちも興味津々…みんな楽しそうだ!

私はもう数十年も美容院に行ったことがない。
自分で切って自分で染める。
息子の髪も私が切る。
親子そろって、美容院が苦手なんだ(笑)

もちろんなんでも自分で作る。それが私流。

でもね。和装に似合う髪型ははじめて。
髪飾りも髪型も…ネットで見るとみんな同じ感じでつまらないしね。
何となくイメージを作ったら
後は何とかなります(笑)

髪型と化粧がおおかた済んだとき
事務所のスタッフたちがやってきた。
頭だけ和装で奇妙な格好だけど…(笑)
これまたスタッフの手作りのくす玉を引っ張れという(笑)
…こういうことをやらせたら
カボ企画のスタッフは際限がなく熱中する(笑)


見れば…みんな手にはうちわ(笑)


実はこのくす玉は引っ張ったとたんに落ちてきた(笑)

私の頭に直撃(笑)
みんなそれを見て「当たり年!」だと笑う(汗)
誰も心配しない(まったく…)

…で、いよいよ着付けが完了。
足袋は半襟と同じピンクにしてみました。
これも足袋ソックスみたいなので
ものすごく楽です。



かなり照れています(笑)
ほぼイメージ通りにはなったかな…モデルが私なので
そこは何度も限界を感じたけど(笑)


参考までに後ろのボリューム感を…。
頭を少し大きめにすると
肩幅が狭く見える。
要は全体のバランスかな…。

かなり面白かった髪型作り…
まだ着物の話とか、パーティーまではいけない…(笑)
日を改めて…ご報告します。

今回の誕生日で学んだこと。
もっと遊びたい〜〜!!
いろんな髪型に挑戦したい!
着物って楽しい!!
帯は母が昔使っていたものを合わせました。
きっと皆さんの家にもタンスのなかに
色々あるんじゃないかしら?

もうすぐお正月。
私はまた別の新しい着こなしも考えてみたいな。

着付けをしてくださる方にも
「遊んでください!
今日は私の誕生日なので、何をしてもいいんです」と
お願いしました。
すると…とても素敵な形に結んでくださった。
プロの技ってやっぱりすごい!

2010.10.31 Sunday

化粧をしない日々が続く…これでいいのか…

 
時代の流行とは別にして
お化粧とは…身だしなみのこと。

最近はまた、化粧の方向がだいぶ変わったような気がする。
一時はナチュラルが圧倒的だったけど…
マスカラ…みんなかなり気合いが入ってる感じ。

目に緑 唇に赤…なんて言う時代もあった。

海岸通のぶどう色
黒子さん白子さん
揺れるまなざし(みんな古!!…笑)

私は化粧品のCMのキャッチコピーを
結構覚えている。

でもね。なんだか最近化粧をしない…
スーパーとかも、すっぴんで行っちゃう。
まずいんじゃないか…と昔描いた絵に言われた気がした(笑)

みだしなみ…だからね〜〜。

神事の時とかも華やかに化粧をするのが礼儀とか…。
あまり表に出ないので、ついつい…
楽だけど…これでいいのか…と思う。

化粧に一番熱心になるのは
「同窓会」だと…ふと思った(笑)
同窓会…それは結構気合いが入るよね〜。
(私だけ??…じゃないと思う)

誰か企画してくれないかな…。
1週間くらい前から、美容液の量が増えたり
新しい口紅を買ったり…
洋服のコーディネートに迷ったりしたい…(笑)

ただ以前と変わったのは
スッピンでいられるようになったかも…
ようやく、基礎化粧品をちゃんと使うようになった……(苦笑)
お化粧が面倒なのは…そのせいもある。
なんとなく肌が乾燥してるなって感じると
すぐに化粧水を足す(笑)
リフレッシュしたいときにはすぐに顔を洗う。
肌の調子は以前よりもかなりいいような気もする。

要は心が華やぐような場所に最近行ってないのかも…!!

たまに化粧をすると息子が驚いた顔で
「どうしたの?どこか行くの?」
…これはなんとかせねば…
本当にこれでいいのか…本気でなんとかせねば…

さて…締め切りの山…
この山が崩れたら…お洒落して出かけるぞ!

でもどこへ??…それが一番の問題だ…(笑)

Powered by
30days Album